娘が被害にあいました

発達障害の一人娘がいじめの被害にあいました。現在裁判中

Мとの謝罪の会

Mとの謝罪の会は、スケジュールの都合で前回から1ヶ月程経ってから行われました。

今回はM側の代理人弁護士も同席するということで
Sの時とは違い、おかしな主張をしてくる事はないだろうと思うと少し気が楽でした。

多目的室へ入ると、校長、教頭、学年主任、Mの担任、M、М母、M側の代理人弁護士が既に待機していました。

はじめて会うM母は金髪ギャルのLINEアイコンとは全く印象が違い、黒いパンツスーツに黒髪のショートカットでとても幼い顔立ちをしていました。

先ずM母が「この度は本当にすみませんでした」と頭を下げました。代理人に促されMも「すみませんでした」と頭を下げました。

その後、前回と同様校長が紹介をして話がはじまりました。

私達はなぜ謝罪や話し合いを拒否されたのかを問いました。
当初M母とは話し合いの日程も決まっていたのですが、私達がコロナから復帰した後、急に態度が一変したという経緯があります。
なぜ短期間で気持ちが変わったのか純粋に疑問でした。

その件についてM母は
警察沙汰になったことで噂が広まりだした為、今の職場で働くことが難しいと考え、自宅から離れた所へ転職した。転職したてであまり休みが取れない中、なんとか調節して日程を提示したのに学校からなんの連絡もない為、確認の連絡を入れると、その日は中止になったと聞かされて憤慨してしまった。という説明をしました。

 

つまり、学校の連絡ミスによりM母がキレたということです。

続けてМ母は、連絡を無視していたつもりはなく、最初から謝りたいと思っていたと言い、


「お手紙(内容証明)が届いた時も、どうしたらいいかわからなくて、共犯となっていたのでSさんと話をしなければと思ったんです。私ママ友とか本当に誰とも付き合いがなくて連絡先がわからなかったから息子を通してSさんに連絡してもらったんですけど…」

と、言ったあと「これ言っても良いのかな?」と弁護士さんに目配せをしました。

そこまで言われて黙られても困るわ!と思い、
こちらから「全て話して下さい」と促しました。

するとM母は、

「息子からSにお父さんかお母さんに代わって欲しいと伝えてもらったんですけど、

『お父さんは寝てる、お母さんは遊びに行っていない』

と返信があったんです。

内容証明についてどうするのか聞くと、

『無視するって』

と返ってきたんです。」

 

M母は1人でどうすればよいのかわからなくて悩んでるうちに内容証明に書かれていた期限ギリギリになりボスに電話をしたと言っていました。

そこから代理人弁護士を探し法テラスを利用する為の申請などで時間がかかり、結果こんなにも遅くなってしまった。と言いました。

夫が、
「この謝罪会が遅くなった経緯はわかりましたが、私達は学校通して何度も連絡してもらっていますし、『謝罪する気はない』とはっきり聞いています。それを今更無視していない、謝るつもりだったと言われても納得はできませんね」と言いました。

M母は「ごめんなさい」と謝りました。

 

そしてもう一つの疑問、
Sは、Mに強要されたと主張しているが、それは本当ですか?と問いました。

М母は「え!」と声を上げ「それS君が言ってるんですか?」と聞きました。
「はい、S君だけじゃなくS君の母親もそのように主張して保護者の間で吹聴してます」と伝えるとM母はショックを受けた様な顔をしていました。

 

ボスが、「事件当日、どういう経緯であの様な事になったのか、正直に話してほしい」とMに言いました。

続く