謝罪の会が終わり、私達はＳの転校を正式に要請しました。
理由として、Ｓ母が虚偽説明をしたこと、Ｓが嘘を言い続けていること、先生の居ないところなら蹴っていいと言っていたこと等から、娘への危険性が拭えないこと。
裁判については、金銭の問題でなく事実を認定してもらうためにする可能性があると、ボスから校長へ伝えてもらいました。
翌日、校長からボスへ連絡がありました。
Ｓ側は転校要請を受け入れ.校長の方で転校に関する手続をしたとのことです。
Ｓ父は、県外の学校に転校させることも念頭においていると言っていたそうですが、Ｓ本人は未だに嘘を認る事は無かったとのこと。Ｓが認めないのは想定内です。彼に期待などはじめからしていません。しかしこの決断をしたＳの両親はしっかりと事件の重さを受け止めたのだと理解しました。
親として厳しい決断だったと思います。
それからまもなくしてＭの代理人弁護士が選任されました。
M側は謝罪したいとの意向は相当あるようで近々学校でMとの謝罪の会が行われる事になりました。
そんなある日、「今まで気づかなかっんだけど…」と言って娘がＭとのLINEト一クを見せてきました。そこには一件のメッセージ取消し履歴が残っていました。日付は事件の当日で時間は娘が帰宅して少し経った頃でした。
これは私の想像に過ぎませんが、
Ｍは事件について何かしらの口止めをしたかったのかもしれません。しかし、既読が付かなかったので証拠隠滅の為メッセージを取消したのではないかと思いました。
Ｍは警察での取調べでＳと同様に最初は辻褄の合わない嘘の証言をしていたらしいです。しかし刑事に詰められて途中から正直に話し出したと聞きました。
もしかしたらＳとＭは警察に行く前に口裏を合わせていたのかもしれません。
次の謝罪の会ではМが反省しているのかしっかり見極める必要があるな、と改めて思いました。
