娘が被害にあいました

発達障害の一人娘がいじめの被害にあいました。現在裁判中

謝罪の会

謝罪を受けるという返事をしてから数日後、学校で『謝罪の会』が行われることになりました。
当日、私は緊張していました。夫とボスからは受ける側なのだから何も緊張することはないと言われたのですが、これまでのS側の対応からこの謝罪の会がすんなり終わるとは思えず、嫌な予感のまま当日を迎えました。

 

学校へ到着すると多目的室へ通されました。
校長、教頭、教育委員会のY田さん、学年主任、担任が揃い、最後に別室で待機していたS、S父、S母が現れました。

初めて対面するS家族は何処にでもいるような至って普通の親子に見えました。

挨拶と紹介の後、校長に促されS父が話しはじめました。

「お忙しい中、お時間頂きましてありがとうございます。この度は息子が娘さんに大変なことをしてしまいまして本当に申し訳ありません」


そう言ってS母と共に頭を下げました。父親に促されたSも「すみませんでした」と言い、頭を下げました。


S父は控えめで腰の低い人という印象を受けました。S父は謝罪が遅れた理由に学校と連絡の行き違いがあったと言い、S側は最初から謝罪の意思があったと主張しました。

夫がこちらが把握している今までの経緯を時系列で話しました。
S父にどの時点で今回の事を知られたのですか?
と尋ねると、

警察に呼ばれた時に知ったと。
しかし、その時は詳しく聞かずにSから大丈夫だと言われ追及しなかった、その後Sが児童相談所送致となり、はじめて事件の内容を知り、とにかく謝罪に行かなければと思い自宅を訪問した。


と、話しました。

S.S母が「Mに強要された」と主張されている件ついては今でもその認識だと言われました。

私はつい「今もその認識なんですか?!」と聞き返しました。
S母は「息子からそのように聞いています。」と言うので
Sに直接聞いてみた。
Sは

「嫌だったけどMに一緒に触れって言われたから云々」と言い出したので、
「それ、Mの前でも同じ事言えるの?」と聞くと
首を縦に大きく頷きました。
「羽交い締めにしたり、後から触ったよね?」と聞くと
今度は大きく首を横に振りました。
クラスメイトに「ハナのせいで別室になったって言ったよね?」
これについても首を大きく横に振りました。

「一学期もハナの事蹴ってるよね?」
「先生が見て無かったら蹴ってもええねんって脅したよね?」
Sはそれらの質問に全て首を横に振りました。

そして、母親にも「他の保護者にうちの子は悪くないと吹聴されましたよね?」

と聞くと

「私はそのような事はしてません」
とキッパリ否定されました。

そしてS父は
「その場には子供達しか居なかったので何が本当なのかはわかりません。
ただ、そんな事は関係なく触った事実は悪い事なので、謝りに来た」と言いました。

「警察がS君の言い分は整合性がなく、娘とMの証言を認定した上で児童相談所へ送致されているのですが、それでも息子さんの言われることをそのまま信じて追及はされないんですか?」と夫が問うと

S父は
「何度も聞きましたがこの答えしか返ってこなくて、これ以上追及すると、息子が不信感を持って私達の関係が悪くなってしまう」

と言われました。

まとめると
Sが娘を「触った」事以外は全て否定でした。