Ｓから何のアクションもないまま春休みに入ったある日、サクラさんから
「ハナちゃんの中学の校長移動になったみたいよ」とLINEが届きました。
市のホームページを確認すると確かに他の中学へ移動となっていました。
今回の事件が影響しているのかはわかりませんが、まだ2年目だったので早いなと思いました。
前校長とは何度も面談をして長い時間お話しさせてもらったけど、あまり…というか全く良い印象が無かった。新しい校長がどのような人なのかわからないけど、もうこの先、校長と面談するような機会など無ければいいな。
そして新学期がはじまり、娘は中学２年生になりました。
新しいクラスの担任と副担任は前年と変わらず。
これに関しては、娘の事も事件の事もよく把握してくれているので良かった。
支援の担当は、引き続きサキ先生を希望していました。サキ先生も「私としては卒業までハナさん担当でいけたら！」と言ってくれていたのですが、願いは叶わず、新しく赴任された女性の先生になりました。
仕方ないこととは言え凹みました。サキ先生は「いつでも相談して下さいね」
と言ってくれました。
Ｍは、1年の時の担任が持ち上がりでした。
そして問題のＳですが転校することもなく、普通に進級していました。
担任は鬼の学年主任、副担任も生徒から恐れられている厳しい先生でした。
娘は2階の教室、ＳとＭは３階の教室になり、なるべく会う事が無いよう配慮されていました。
とは言え、同じ学校でいる限り完全に避けて過ごすのは不可能でしょう。
狡猾なＳがまた娘に何か攻撃を仕掛けてくるのではないか、不安な日々が続くのかと思うと気が滅入ます。しかし、凹んでばかりもいられません。私達は次のステージ（訴訟）に向けて動き出さなければいけないのだから。
