翌日、先ずは学校へ電話をし被害届を出す旨を伝えました。その後警察署へ電話をかけました。
娘が受けた被害を伝え被害届を出したいと言うと
「処罰を求めると言う事ですか?」
と聞かれました。
事前にサクラさんから処罰を求めるか聞かれたらハイと答えるようにとアドバイスをもらっていたので「ハイ」と答えた。
そして
「加害者が14歳未満の場合は大人と同じように犯罪として扱う事は出来ませんが、それでも届けを出されますか?」と聞かれた。
これも事前にボスから聞いていた事なので、「ハイ」と答えた。
では、明日の13 時に警察署の少年課まで来てくださいと言われました。
翌日、管轄の警察署へ出向きました。
娘は女性警官に連れられ別室へ
私達夫婦は少年課の刑事から說明を受けました。
娘への聴き取りと実況見分に3時間程かかるらしく、一旦帰る事に。
その間、久々に職場へ行って溜まっている仕事をしようと思ったのですが心配で何も手につかない。この3時間、娘にとってどんなに辛い時間だろう。
事件を思い出してパニックになるかもしれない。現場へ行けばフラッシュバックもあるかもしれない。
何故娘が何度もこんな思いをしなくてはならないのだろう…
時間になって迎えに行くと少し疲れたような顔をした娘がいた。
「大丈夫だった?」
「うん」と頷き
「はじめは部屋で話をして、その後〇〇公園へ行って說明をして、帰ってきてからは畳の部屋で人形を使ってどうやって触られたのか說明をした」と教えてくれた。「よく頑張ったね」そう言うのか精一杯だった。
その晩娘は熱を出した。顔から首にかけて酷い蕁麻疹がでた。相当なストレスだったのだろう。