娘が被害にあいました

発達障害の一人娘がいじめの被害にあいました。現在裁判中

支援の先生

翌日も学校へ欠席の連絡を入れました。
その時、担任から娘の今後について話し合いたいと言われたので、私1人で学校へ行きました。


会議室には担任と支援級の先生2人が同席しました。娘の支援級の担当は男性の先生なのですが、今回の事件で女性の先生のが良いのでは?と言う話が出たようす。そこで自ら名乗り出てくださったのがサキ先生です。彼女は2年生の支援級を担当してましたが時々1年生の授業もサポートしているそうです。

「ハナさんには入り込み授業で何度か付いた事があるんです。いつもよくお話してくれて、また来てねって言ってくれるんですよ」と教えてくれました。
サキ先生はスラッとした長身の美人で娘の好きなタイプだなと思いました。

SとMは来週別室から通常のクラスへ戻るらしい。
私は今の娘の状態、主治医から加害男子との接触を禁止されてること、Sと同じクラスで授業を受けさせたくない事、休んでいる間の勉強の遅れを不安に思っている事などを話しました。
サキ先生は娘が学校へ来れる様になったら、全力でサポートする。加害生徒とは絶対に接触させない、勉強面も遅れてしまった分も含め全面的にサポートします。と仰ってくれました。
サキ先生はとても熱い人でした。
事件以降、娘を学校へ通わす事に不安しかなかったけどこの先生がいてくれるなら、大丈夫かも?という気持ちになれました。


家に帰って、娘にサキ先生が担当になってくれたことを伝えると、とても喜んでいました。
そして
「どうする?学校へ行けそう?」と聞くと
「SとMに会いたくないけど、学校へは行きたい」と言いました。
とりあえず別室からはじめてみようかと話をし、来週から学校を再開することにしました。

 

その週末は家族3人で実家のお墓参りに行きました。毎年父の命日に母と兄弟家族で墓参りのあと会食をしているのですが、今の私達はとても参加する気になれず、先行して行くことにした。

久々のお出かけに娘は少し楽しそうにみえました。

 

そう言えば11年前に亡くなった父が最期に発した言葉は「ハナ」だったなぁ。そんな事をふと思い出した。私はお墓に手を合わせ「お父さん、どうかハナを守って下さい」と心の中でお願いした。